夫婦で楽しむためのゴールデンサークル

夫婦で楽しむためのゴールデンサークル

人生100年時代に突入しました。世の中の変化が加速する時代になりライフスタイルも大きく変化しようとしています。その中でも特に夫婦のカタチは変化が必要でしょう。

働き方改革はもっと進化し、ライフ・ワーク・バランスの意識が高まり、ライフスタイルは、ライフ・アズ・ワークに進んでいます。そんな中で、家族のカタチや、夫婦のカタチを重要視する夫婦が増えてきています。

なぜなら、生き方自体を見直す時代に入ったのでしょう。リンダ・グラットン著書のライフ・シフトでもあるように、子供が自立し自分の人生を歩み始めてから、夫婦ふたりだけの時間は昔と比べものにならないぐらいに長い年月になります。平均して40年以上は夫婦だけの生活になるでしょう。

ビジネスマンには広く知られているサイモンシネック提唱の「ゴールデンサークル」の思考で夫婦のカタチを考えると、なぜ夫婦で楽しむことを優先するかのヒントが見えてくるかも知れません。

目次
・夫婦で楽しむためのゴールデンサークル
・Why How What
・自分の人生・夫婦の人生・子供の人生
・夫婦で人生を楽しむためのカタチ？
・私たち夫婦の場合はこんな感じかな

Why How What

ビジネスマンには有名な話の「ゴールデンサークル」サイモンシネックがシンプルで人を動かす考え方、「何のために」「なぜ」というWhyの質問から始まります。

Why How Whatを夫婦で楽しむために置き換えて考えていきましょう。

Why「なぜ？」夫婦で楽しむのでしょうか？　いいかえると目的ですよね。Why（目的、なぜやるのか）

How「どんな方法で？」夫婦で楽しむのでしょうか？　いいかえると戦略ですよね。How（戦略、どうやってやるのか）

What「なにをするのか？」夫婦で何を楽しむのか？　いいかえると戦略ですよね。What（戦術、何をやるのか）

このものごとはWhyが大切で、Whyから考えると夫婦で真に人生を楽しめる事ができるのではないでしょうか？無関心夫婦や、家庭内別居、セックスレス、離婚などが減り、円満夫婦が増える世の中になれば嬉しいです。

自分の人生・夫婦の人生・子供の人生

この3つの人生は、家族という集団（組織）で重なり合っていますが別々ものです。この別々の人生の重なり合いが夫婦の考え方によって異なります。その重なり度合いで幸せになったり、依存しすぎになったり、無関心夫婦になったり、仮面夫婦になったりすることも説明がつきそうです。

もちろん夫婦は100組100色なので一概には言えませんが、自分たち夫婦の幸せのカタチを築けているかどうかだけなのでしょう。子供の人生と自分の人生が完全な二重丸になっている親が日本には多い気がします。

また、夫婦のカタチは、重なりすぎているか、重なりが殆ど無いかどちらかに偏りすぎている夫婦も多いようです。

夫婦で人生を楽しむためのカタチ？

現在の夫婦のカタチが望んでいたカタチであればハッピーですが、そうでない場合はストレスや不満、寂しさなどを伴いますよね。それが行き過ぎると、あきらめや無関心になりますよね。

もし、今の夫婦のカタチの改善を望んでいるのであれば、夫婦で向き合う必要があります。先輩夫婦の話を聞くと時間が解決することは稀でしょう。夫婦とは人生で一番ユニークな人間関係です。

夫婦関係が望むカタチになっていると夫婦のみならず、子供や親含め夫婦に関係するみんながハッピーですよね。しかし夫婦が望んでいないカタチだと真に人生を楽しむ事ができないのでは無いでしょうか？

夫婦別々で楽しんでいるから問題ないと言う夫婦もいることは確かです。夫婦のカタチは100組100色なので一概にはどんなカタチが幸せとは言えませんよね。他の夫婦のカタチも関係なく自分たちが望むカタチが、夫婦で人生を楽しむためのカタチなのでしょう。

私たち夫婦の場合はこんな感じかな

Why「なぜ？」夫婦で楽しむのでしょうか？　

人生＝夫婦の生活だから。人生は夫婦で創っていくものと考えています。だからこそ人生のパートナーである夫婦のコミュニケーションを丁寧に大切にしています。夫婦で楽しむことが人生を楽しむこととイコールで、人生のコアは夫婦と位置づけています。

人生100年時代です。ライフスタイルの変化で仕事が多忙な時期、育児が大切な時、子供の成長支援が大切な時、親の介護が必要な時などいろいろな時期がありますが、全て夫婦が協力し合うことが必須です。子供は成長して自分の人生を必ず歩み始めます。親も時期が来ると寂しいことですが先立ちます。

人生で一番長く一緒にいるのが夫婦です。すべてのことを夫婦ファーストで考えるようにしています。無関心夫婦やセックスレス夫婦で、充実した人生を過ごせるとは私たち夫婦には考えられません。

また、夫婦で楽しんでいて、笑顔や笑いが溢れる夫婦だと、周りにも良い影響が波及しますよね。夫婦は人生のエンジンです。夫婦で人生を楽しむと人生は必ず豊かになります。

また、悲しいことや、問題が起こったり、辛いことがあっても、夫婦の絆が深いと必ず乗り越える事ができますよね。

How「どんな方法で？」夫婦で楽しむのでしょうか？

感謝と尊敬そして、依存しすぎず所有の気持ちを持たない。夫婦の間で、「普通は」とか「当たり前」の気持ちは持っていません。普通はこんなコトは妻がして当たり前。これは夫がして当たり前という習慣や文化は、私たち夫婦は持たないようにしています。

そうすることで、パートナーに感謝の気持ちが生まれます。毎日「ありがとう」でいっぱいになります。俺が、私が〇〇してあげたのにという、自分自身のやってあげたのにという気持ちが先に立つことも無くなります。

夫婦と言っても、ふたり別の人間です。夫and妻＝夫婦ですよね。お互いを尊重し合うことがなければ夫婦という組織は成り立ちませんし、チームワークが乱れて当たり前ですよね。

多くの無関心夫婦や、仮面夫婦、喧嘩が絶えない夫婦の話を聞いていると、夫婦の間で、「普通はこうだ」「それはあなたがして当たり前」「上から目線」など所有の気持ちや依存の気持ちが根底にあり、「感謝」や「尊敬」をする気持ちが薄れて行ったのでしょう。

私たち夫婦は、日常生活の中でも毎日「ありがとう」を伝え合ったり、笑顔や、笑いが絶えないです。夫婦の中にも礼儀ありと似たことを心がけているからでしょうかね？

マンネリ化は感謝の気持ちを減らし、気づきが薄れ当たり前という気持ちに知らない間になってしまうのが夫婦関係なのでしょう。このマンネリ化を減らすためには、変化を受け入れ変化を楽しむことが必要です。

What「なにをするのか？」夫婦で何を楽しむのか？

日常生活・セックスライフ・健康・自己成長。夫婦ですべてを楽しんでいます。日常生活は、夫婦にとって基本の大切な一番長い時間です。この日常生活を楽しむことができたら夫婦の人生は大きく変わります。だから日常生活を楽しむようにしています。

毎日会話を楽しみになら食事をしたり、毎朝ストレッチや運動を一緒にしたり、お酒を交わしながら夫婦の人生について向き合ったり。お風呂やベットも一緒なので会話と笑いが絶えません。またお互いが成長するために必要な情報や欲している情報をシェアし合ったり。

セックスライフも夫婦で楽しむ意識が高いです。夫婦だからできる愛情表現ですよね。無くていも問題ないという夫婦もいますが、私たちは夫婦でセックスライフを楽しむようにしています。非日常な時間を夫婦で体験したり、お互いのフェチを受け入れたり、日常的にセックスについても会話したり。

夫婦二人だけの秘密が増えると夫婦仲も深まりますよ。また、年を重ねるほどに愛情深く気持ち良いセックスを楽しんでいます。

夫婦にとっても健康と自己成長は大切です。どちらかひとりが健康を害してもふたりとも苦しくなりますし、ひとりが人として成長してももうひとりが全く成長していないとギャップが生まれて歪んできたりします。健康と自己成長は、夫婦で一緒に一歩一歩進んでいくことが大切なので、健康についても自己成長についても夫婦で楽しみながら一緒に挑戦しています。

人生という時間の大切さと、人生を一緒に歩む夫婦の大切さを知っているので、こんな夫婦になったのかも知れません。私たち夫婦は、運と出逢ったタイミングが良かったと感謝しています。出逢うタイミングが違えばもしかすると、夫婦で楽しむことができない夫婦になっていたかも知れません。そこを考えると今の夫婦生活ができていることに感謝できます。夫婦で楽しむことを「楽しむ」感じです。一度きりの人生を夫婦で存分に楽しみたいですよね。

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