なぜ夫婦仲は悪化するのか？ 原因は？

なぜ夫婦仲は悪化するのか？ 原因は？

夫婦仲が悪化する原因

向かう方向は一緒のはずなのに、なぜ二人のバランスが崩れてしまうのでしょうか。

根本的な原因は何か？何度振り返っても表面的なことばかりしか思い当たらない方がほとんどです。

夫婦は、根本的なことを解消しないことには同じことの繰り返しです。

夫婦仲が悪化する原因と解決方法は、どのようにすればよいのでしょうか。あなたの夫婦関係はいかがですか？

1.  夫が家事や育児に協力的でない

多くの妻が感じている一番の問題です。協力的でない＝思いやりがない・優しくない

そうなのです。思いやりや優しさがないことに腹を立てているのです。

逆も然りで、妻のイライラが夫に向けられる。こちらも思いやりや優しさがないですね。

この夫婦間のやりとりに原因があるのです。

「私だって仕事、家事、育児、頑張っている」「俺だって家族のために働いているし、家のことだって手伝っている」

これらの言葉の中には、何が潜んでいると思いますか？

・「私だって」「俺だって」と自分の立場だけアピールしていますよね。

・パートナーが頑張っていることにねぎらいの言葉がないですよね。

・お互い依存していますね。（自分のしていることはさておき、もっとしてと要求していますよね）

・二人とも思いやりと優しさがないですよね。

やはり、「夫婦の仲にも礼儀あり」で上から目線で伝えたり、見下すような発言では、歩み寄ることはできませんよね。

今までの生活の中で、つもりに積もってこのような言葉になってしまったのかもしれませんが、お互い「自分」という立場を主張するなら、まず自分自身の言動を振り返ることが大切だと思います。

そして、反省点があるなら素直に「ごめんね」と伝えましょう。

「私」を使う時は、「私だったらこうするよ。私、嬉しかったよ」など自分の気持ちや考えを伝える時にしましょう。

「あなた」を使う時には「あなたがしてくれてたんだ。助かった、ありがとう」肯定的なことを伝える時にしましょう。

2.考え方の違い

身近にいるから気になる夫婦の価値観の違い。育った環境や社会での経験から価値観が違うことはあります。

食べ物だったらお互いあまり気にならないかもしれませんが、生活リズムや生活習慣、常識の感覚、子供の教育方針など、話し会う必要がたくさんあります。

少しの違いだったらいいのですが大きく違うと、諦めるか、不満をぶつけ合うか、ストレスを溜め込むとか精神的ストレスになりますよね。

夫婦間だったらまだいいのですが、子供に関連したことや友人を介して、仕事を介して、親、兄弟を介してなど、人を介しての付き合いや接し方の双方の価値観が大きく違うことで、イライラしたりと不満が出てきます。

人を介した不満が募って、生活リズムや生活習慣にさらに拍車をかけてしまうのです。

お互い価値観を理解しようとする

自分の価値観を押し付けてしまうと話し合いになりませんので、ここは冷静にパートナーの考えをきちんと聞いて、理解しようと努めましょう。
パートナーの価値観に対して理由を知ることで、自分の基本的な価値観を見直すいい機会になることも。

今までの価値観とこれからの価値観が変わることもあります。

譲れることと譲れないことがあると思いますが、夫婦で「どうしていきたいか」に焦点を当てて、「夫婦でゴール」を決めておくと良いかと思います。

また、パートナーの意見を聞くのも、一つ勉強になるものですよ。

3. 感情的なコミュニケーション不足

パートナーの気持ちを考えず、上から目線でものを言う（不平等な対応）冷たく接したり（思いやりの欠如）帰ってくるなり、おかえりの言葉もなく「手洗い、うがいしてから入って！」（ねぎらいの言葉がない）

このように、日常のコミュニケーション不足からいろいろな問題が起きた時、ギクシャクしてしまうのです。

コミュニケーションがなくなると当然、見えるところを指摘し合います。

もし表面的なことで指摘していたら、そのココロの奥にある自分自身の感情、気持ちを感じてみてください。

日頃の接し方や言葉は大切ですか？　まずは自らパートナーに優しくしてください。

それぞれが家族のために働いたり、家事、育児をしていますが、夫婦関係は大事にしていますか？

とても大切な夫婦関係をおろそかにしてしまうと、笑顔もなくなり、喜びがなくなり、仕事に影響し、家族も楽しくないですよね。

4. 夫として、妻として

「夫としてこうすべき！」「妻としてこうすべき！」と決めつけてしまうことは、上から目線のように感じます。

自分のことは棚に上げて、相手のやっていることを指摘する。

それぞれのイメージがあるのだと思いますが、”夫として”とか”妻として”と言うより、家庭に対して自分たち夫婦がどこまでが許容範囲かを話しあっておくことが必要なのではないかと思います。

そして、時には失敗もあるし、忘れることだってあると理解しましょう。してもらったら「ありがとう」と伝えるだけです。

感謝を伝え続けたら、ちょっとしたことに自然と「ありがとう」が出てきますよ。

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この1~4つの夫婦仲悪化の原因には、「夫婦関係の上下関係」や「価値観の押し付ける関係」「精神的なコミュニケーション不足」「感謝の言葉がない」結果、日頃の関わり方が大きく影響しています。

表面的な不満の中には、根本的に平等の気持ちがないことや労わりの心がないということが原因なのですね。

パートナーと接する時、この4つのことを意識してみてください。そして、どのような夫婦関係にしたいのか「ゴール」を二人で決めてください。

離婚という最悪な結果にならないためにも今から試してみてくださいね。

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