円満夫婦は使う言葉が違った。あなたの言葉は大丈夫？

円満夫婦は使う言葉が違った。
あなたの言葉は大丈夫？

夫婦でも礼儀は大切ですよね。親しき仲にも礼儀ありです。夫婦のコミュニケーションはうまく取れていますか？

コミュニケーションとは、気持や意見などを、言葉などを通じて相手に伝えることや通じ合うことです。

夫婦生活を営む夫と妻の間で行われる「知覚」「感情」「思考」の伝達やシェアです。

知覚や感情や思考の伝達やシェアでいちばん大切な方法は、「会話」です。

夫婦の会話には癖があります。あなたは、夫や妻としゃべる時の自分の会話の癖は知っていますか？

円満夫婦は円満になる会話術を持っています。気持ちが通じ合うポジティブな会話術を。だからいつまでも夫婦の仲が良いのでしょう。

通じ合え無い夫婦は、通じ合え無くなる会話の癖があります。

会話術は、自分自身の鏡のようなものです。それだけ「会話の癖」は人をあらわすのです。

目次
・言葉は「言霊（コトダマ）」
・言葉は、自分の思考そのものです。
・言葉は大切な感情表現のツールです。
・円満夫婦の日常的な言葉とは
・円満夫婦とそうでない夫婦の言葉の違い

言葉は「言霊（コトダマ）」

日本では昔から、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力、言霊。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされています。

一度、口から発した「言葉」は引っ込める事ができません。私も昔は「言葉」でよく失敗しました。（汗）

夫婦の間の会話でも「言葉」を大切にする気持ちを少し高めるだけで、伝わり方が変わりますよ。

言葉は、自分の思考そのものです。

言葉には、自分の思考が現れます。

夫が、妻を下に見ていて自分の方が妻より上に思っていると、上から目線の言葉や、見下した言葉になります。

夫が、妻を尊敬していると丁寧な言葉になります。

夫が、妻を愛していると愛情深い言葉になります。

夫が、妻に無関心だと無関心な言葉になります。

結局言葉は、自分自身の「思考や感情」が乗り移るのでしょう。

言葉と思考は、深い関連性があるのです。

言葉は大切な感情表現のツールです。

言葉は、最高のコミュニケーションツールです。昔々は言葉がなかったですよね。そんな中でコミュニケーションを取っていた時代もありました。もっと周りの人とコミュニケーションを取りたいと思った人間が長い長い時間をかけて言葉を開発したのでしょう。

私たちはせっかく言葉が喋れるのに、夫婦の間での言葉を大切にしていない夫婦が多いようです。言葉が生まれつき喋れない人もいる中で、言葉を発することができるのに、言葉を大切にできない人は、人とコミュニケーションが図ることが下手になりますよね。

言葉は使い方によっては、寄り添うことも、励ますこともできる力を持っています。

円満夫婦は、「寄り添う言葉」「励ます言葉」「安心させる言葉」「ココロを通じ合わす言葉」などを大切にしています。

日常生活での夫婦の言葉を見直しましょう。

夫婦の日常生活について詳しくこちら

円満夫婦の日常的な言葉とは

円満夫婦は、会話を大切にしコミュニケーションを取っています。それは日常的なものです。日常生活での言葉を大切に意識しています。日常生活は習慣化します。良いことも悪いことも。習慣化すると定着するので簡単には変わりません。

円満夫婦とそうでない夫婦の言葉の違い

円満夫婦の言葉の習慣１

・We（私たち）

「私たちの夢は」「私たち一緒に楽しもう」「私たちで努力しよう」「私たちが互いに助け合おう」「私たちで考えよう」などWeが日常的によく使われています。

・I（私は）

「私はあの時すごく嬉しかったよ」「私は休肝日を週２回はとったほうがいいと思うよ」「私はそれはどうかなよ思うよ」など、Iを使う時は、自分の考えや気持ちを伝えることに徹しています。

・You（あなたは）

「あなた体調大丈夫？」「あなた今日は何食べたい？」「あなたはどこに行きたい？」など、Youを使う時は、パートナーの気持ちを確認することのみに使います。

喧嘩が耐えない夫婦・夫婦の間がぎくしゃくしている夫婦の言葉の習慣

・We（私たち）

「私たち」は、日常生活でほとんど使っていません。使う時は最後の言葉や否定的な時のみ。「私たちはうまくいかないね」「私たちは終わりだね」「私たちは一緒にいても楽しくないね」など。

・I（私は）

「私は」を使う場合は、不満を言う時に使っています。「私は頑張っているのに」「私だけが家事や子育てをして」など。主張することに徹しています。

・You（あなたは）

「あなた」を使う場合は、否定の時に使っています。「あなたは何も手伝わない！」「あなたは私のことを何も考えていない！」「あなたちゃんとしてよ！」など、Iを使う時は、パートナーを否定したり、攻撃する時に使っています。

一番たちの悪いのが、I+Youで、「私は頑張っているのに、あなたは何もしない！」となると結末は見えますよね。

例えば、「私はこう思うけど、あなたはどう思う？」ぐらいから始めてたいかがでしょうか？

「家のことは家事や育児含めてお互いで助け合って行きたいと思っているけど、あなたはどう思う？」ではいかがでしょうか？

円満夫婦の言葉の習慣２

・感謝を言葉で伝えています。「ありがとう」を日常的に使っています。

・日常の挨拶を丁寧にしています。「おはよう」「おやすみ」「いただきます」「行ってきます」「おかえりなさい」など

夫婦間の言葉は、コミュニケーションの中心になります。

言葉を活用して、寄り添ったり、励ましたり、共感を伝えたり、夫婦で成長することを意識しています。

言葉は相手を傷つけたり、寂しい思いをさせたり悲しませたり不安にさせたりもします。そんな言葉は、言われた方だけでなく使った方にもプラスになることはありません。使った方もあとで言い過ぎたって思うときもありますよね。

誰でもが感情的になることもあるでしょう。言い過ぎたと感じた時は、素直に「ゴメンね」と反省を言葉にして謝りましょう。

「否定」「侮辱」「拒否」「強要」「脅迫」などの言葉は、夫婦の間で決して使ってはならない言葉です。

言葉って言霊と言われますが、本当にそうですよね。自分の「気持ち」を伝える道具です。またその気持ちを乗っけた言葉で、励ましたり、寄り添ったり、理解を深めたりできるって凄いですよね。夫婦の会話でも「言葉」を大切にすることで夫婦の絆は深まることでしょう。

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