夫婦でセックスの話をしよう

夫婦でセックスの話をしよう

私「なぁツグ」

妻「何？」

私「生理いつ終わるの」

妻「木曜日かな・・多分」

私「そうなんだ。木曜日か。まだ３日あるやん・・・」

妻「・・・」

私「土曜日は仕事？」

妻「仕事だよ。７時までかな」

私「了解。土曜日にしよ」

妻「わかった。いいね」

私「楽しみにしてるね。前にしてからだいぶん経ってるからよろしく！」

妻「そんなに経っていないよ。生理の前にしたでしょ」

私「そうだった？いずれにしても久しぶりだからセクシームードでよろしく。土曜日に」

妻「わかった。こちらこそよろしく」チュ。

私たちのセックススケジュールは、こんなカタチで決まります。突然始まるってことはめっきり減りました。また、妻がしたいときは甘えて来るのでわかります。でもそんなパターンも最近は減ってきました。

夫婦のセックスは、ムードも大切ですがそれ以上に精神的なストレスが無いことが大事。お互い仕事で体力的や精神的に疲れているときや、家事や育児でいっぱいいっぱいになってる時に、セックスしたい気持ちにならないですよね。お互いのココロとカラダの調子がのっていないと。

私たちは、数日前にセックスデーを決めて、お互いが気持ちをコントロールし気分を高めて当日を迎えるって感じです。

結婚当初は、早く仕事が終わった方が晩御飯の準備をして、一人が帰ってきたら直ぐに「乾杯」とビールを飲み夕食を始める。だいたいふたりがそろって５分後には宴会が始まります。手料理とビールを味わいながら会話が始まります。ふたりで楽しむ時間を増やしたいから。まずは料理の話。「これどうやって作ったん？味付けは何でしたん」「美味しいやん」「嬉しい」「今日はうまくできた感じ」など。次は今日の出来事やお互いが欲している情報などをシェアします。

お腹が落ち着くと２次会の準備。まずはお皿など片付けて洗う。テーブルの上をスッキリさせ、つまみだけを用意しワインのコルクを抜き２次会スタート。心地よくなったらムードを変えセックスを始めるという感じだった。

食器やテーブルが片付いていないと、セックスが終わったときに心地よいムードが一瞬にして現実に戻ってしまうので。

早く仕事が終わったほうがご飯を作ることや、一旦片付けてから２次会を始めることは、今も我が家のスタイルになっている。

妻「行ってきます〜」

私「頑張って！丁寧に。今日も一日楽しもう」

妻「サトイも」

私「了解！ツグ今日わかってる？」

妻「わかってるよ」チュ。「行ってきます〜」

セックスデーは、朝仕事に行く前に再確認する。確認をするというより、「楽しみにしてるよ」という意味なのだが、妻にも十分に伝わっている。

私「かんぱ〜い。今日もお疲れさまでした」

妻「ご苦労さまでした。さぁ飲も。あ〜美味しいっ！」

私「いただきます」

妻「そうそう、知ってる？今日お客さんが言ってたんだけど、最近は奥さんが浮気する方が増えてるって」

私「知ってるよ。ネットの記事で読んだことある。今は、男とか女だからって関係ないんや」

妻「どうして浮気するのかな？夫婦なのに男も女も・・・」

私「夫婦の関係がうまく行ってないからやん。もしくは、日常はうまくいってるけどセックスが合わないんとちゃうかな。多分。夫婦のセックスが最高やったら浮気する必要がないやん」

妻「そうだけど・・・」

私「日本人の妻の80％ぐらいがオーガズムを感じたことがないんやって」

妻「そうなの？・・・オーガズムを感じたこと無いって女性として寂しくないのかな？」

私「可哀想やん。女性として生まれたのに、夫婦のセックスでオーガズムを感じないなんて」

妻「私なんか毎回オーガズムを感じてるのに・・・私たちのセックスって昔も良かったけど今はもっといいよね。サトイは？」

私「俺もそう思うよ。歳を重ねるほどによくなってるよね。雰囲気も深まって。なんでかわかる？」

妻「どうして？愛情が深まってるから？カラダがあってくるから？それともふたりでセックスも楽しもうと思っているから？」

私「ふたりでセックスも楽しもうと思ってるからやん。日常生活もセックスも楽しいやん。日常生活に不満があったり、セックスを夫婦で楽しむことができないから浮気すんのとちゃうかな？俺はツグとのセックスが最高やら他の人としたいと思えへんもん。それと・・・」

妻「それと何？」

私「それと、夫婦でお互いのフェチを知ってるしそのフェチを受け入れてるから、俺らのセックスは、いつまでも燃えて深まってるんとちゃうかな」

妻「そうだよね・・・」

妻「なんで浮気する人は、夫婦のセックスを楽しめないのかな？」

私「色々原因はあると思うよ。夫婦がおじさん化オバサン化してお互い魅力を感じなくなったり。日常生活で不満があったり。そもそも精力がなくなったり」

妻「でも、家では精力が無いのに、外ではセックスするだよね？変じゃない？」

私「そうやそこが変なんやん。浮気のセックスは最高って言ってる人がいるよね。特に女性。多分旦那からは、女と観られてないんとちゃうかな。旦那は、妻に魅力を感じなくなったら外で遊んで、妻は、外で女と認めてもらって女を想い出すからカラダのココロも刺激的になって燃えるんとちゃうかな。エッチビデオで人妻のなんたらってよくあるもん」

妻「サトイはそんなビデオ観てるの？」

私「うん。たまに・・・・今度一緒に観よ」

妻「・・・・」

私「浮気に発展するもっと前に原因となる問題があると思うよ」

妻「それはどんな問題？」

私「例えば夫婦のセックスでお互いのフェチを知らなかったり、夫がこんなコトしたいって言っても妻から断られたり。妻は恥ずかしがって自分のしてほしいことを言えてなかったり。それから夫婦でセックスの話をしてなかったり。夫婦はふたりだけの秘密があるほど仲がいいんやで。」

妻「だれの言葉なん？」

私「俺の考えや。お互いのフェチを受け入れたほうがセックスは良くなるどころか深まるねん。セックスって奥が深いから楽しねん。それからフェチは秘密やろ。その秘密をお互い伝えあうんやからそれだけで刺激的になるよ絶対に。それと、相手のすべてを受け入れた方も、受け入れてもらった方も、奥深く相手のことを知るから、絆も深まるんとちゃうかな。たぶん夫婦のセックスで自分をさらけ出すことができない夫婦が多いんとちゃうかな。」

妻「そうかも。日本人は、自分をさらけ出せないからオーガズムを感じない人が多いんだね。サトイは浮気してないよね？」

私「してるわけ無いやろ・・・汗」

私たち夫婦は、お互いのフェチを受け入れています。それが夫婦のセックスを一気に次のステージに向上させました。マンネリ化やセックスレスとはいまだに無縁です。夫婦のセックスは奥深いですよ。夫婦でセックスを楽しむことができると、日常生活にも良い影響が生まれます。また、浮気の心配も無くなります。夫婦は、男として女として接することで、お互いの魅力を引き出し続けるからです。人生100年時代は夫婦で楽しむ時代ではないでしょうか。

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夫婦の間で、セックスは必要それとも不要？この答えも夫婦それぞれなのでしょう。すべての夫婦に共通して一つだけ言えることは、セックスが必要・不要どちらの考えでも、夫と妻のふたりの本心からの答えが同じだと問題は無いのでしょう。しかし、ふたりの本心が違う場合は、夫婦のいずれかが不満や寂しい気持ちになっていたり、何かのキッカケで浮気に発展したり。もしかしたらパートナーが口には出さないけど、少しさびしい気持ちになっているかも。

夫婦でセックスの話を本心でしてはいかがでしょうか？夫婦のセックスをあまり特別視しすぎず、日常生活での愛情表現のひとつぐらいに考えてはいかがですか。夫婦のセックスへの考え方も夫婦それぞれですが。

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